子供に集中力はないの!?
一人で遊び出したのに集中力が続かず、すぐ遊びに誘ってくる
そんな悩みを持っている家庭は少なからずいるはずです。(ウチがそうです)
その悩みをこの記事で少しでも解決できればと思います。
はじめに
幼児の集中力は、一般的に短時間で切れやすいものです。
当たり前ですが、年齢によって集中できる時間は異なります。
未就学児:年齢+1分程度
低学年 :約15分
高学年 :約30分程度
大 人 :約90分
だそうです。大人って90分も集中できるんですね・・・
幼児期の集中力は短いので、10分以上続けば、その子はとっても優秀です!!
集中力を低下させる要因
幼児の集中力が続かない原因は多岐にわたります。
大人の方も共感できる内容ですが、主な内容は
環境の影響
周囲が騒がしいと集中力が途切れやすくなります。テレビやラジオ、音楽、話し声等が主な原因です。
興味の欠如
興味がないことに対しても集中力は続きません。勉強が長続きしないのは楽しくないからですね。
精神的な問題
悩み事や不安があると集中できなくなります。保育園で嫌なことがあったり、友達とケンカしちゃったりした後は特に集中が続かないようです。
集中力を高める方法
それでは、幼児の集中力を高めるためにはどうする?
静かな環境を整える
遊びや勉強に集中できるように、テレビを消したり、騒音を減らす等、静かな環境を提供することが重要です。
興味を引き出す
子供が興味を持てるような教材や遊びを選ぶことが大切です。
例えば、パズル、お絵描き、折り紙などです。机の上に全部出して、子供に選ばせるのもいいですね!
精神的なサポート
子供の悩みや不安をしっかり聞き、精神的なケアを行うことも重要です。
子供が遊んでいる時に、声をかけるのではなく、目が合えば頷くぐらいでも「見てくれてる」と思い不安は少なくなるようです。
集中力を高める遊びは?
パズル
パズルは、形や色を考えながらピースを組み合わせるため、集中力が必要です。
完成させると達成感を得ることもでき、それが自信に繋がります。
しかし、年齢に合わないパズルだと難しくてすぐに諦めてしますので、お子さんの年齢より下のレベルから始めてみるといいですね!
折り紙
折り紙は、指先を使った細かい作業が必要で、この動きが前頭葉を刺激し集中力を高めます。
折り紙を通じて形を理解し、手先の器用さを養うことができます!
折り紙も「こんなのも折れるの!?」と大人も案外楽しめますよ🎵
手遊びや歌遊び
リズムに合わせて体を動かすことで、リズム感や体幹も鍛えられます。
親子で行えば、お子さんとのコミュニケーションも深まりますね!
絵本の読み聞かせ
絵本を一緒に読むことも、子供の集中力を高められます。
物語に興味を持たせ、絵本の登場人物やストーリーに感情移入できれば、集中力や感受性も養われます!
集中力のタイプ
集中力には、集中タイプと拡散タイプがあります。
集中タイプの子供は、興味のあることや必要に迫られたとき(大事な局面)に集中力を発揮します。
拡散タイプの子供は、周囲の環境に敏感で、少しの環境の変化などで集中力が途切れやすい傾向です。(私やウチの子はこのタイプです)
最後に
幼児の集中力は短く、個人差がありますが、環境を整え興味を引き出せば、集中力を高められます。
ただ、子供は集中力が5分程度しか持たないくらいに思っていれば、「ウチの子は集中力ないな〜」等の悩みは無くなるんじゃないかと思いますよ🎵