お金の良書「バビロン大富豪」
目次
書籍の紹介
古代バビロニアに生まれ貧しい生活を送る「バンシル」という少年が、時に騙され、時に奴隷になるなどの経験を得ながら、バビロンの大富豪「アルカド」の教えを基に一国の王になる
と行ったお話です。
この話の中で、お金の「貯め方」「使い方」「守り方」等の勉強になる話も出てくるので紹介させてください。
我が家もこの本に出会う3年前までは、貯金もなく車の購入は「ローン」家電の購入も「ローン」などと借金ばかりでした。
今はなんとか家計管理をするようになり、借金は「住宅ローン」のみです。 (まだまだ返せませんが・・・)
とりあえず、この本のおかげで我が家の家計は少しだけ楽になったのは間違えありません。
さてここでは、バビロンの大富豪である「アルカド」の教えである「7つの道具」を紹介します。
1.収入の10分の1を貯金せよ
まず1つ目の「収入の10分の1を貯金せよ」ですが、書いてある通りです。
読者の方の収入の10分の1を貯金するだけです。簡単ですね。
以上です。
って言うのは簡単ですが行動するのは難しいところです。
何が難しいか、それは今の生活水準を下げなくてはならないからですね。
ですが、考えてみてください。「10分の1を貯めたらどうなるのか」をです。
サラリーマンの生涯年収の平均は約3億円と言われています。
この10分の1を貯めたら定年までに「約3000万円」貯まることになるます。
さらに夫婦で働けば2倍の「6000万円」です。
老後資金問題の「2000万円」も解決ですね。 (2000万でも足りないかもと言われ始めましたが)
まあ、その生活の中で「出産」「子育て」もしかしたら「親の介護」等の満足に働けない時期もあるかと思いますが、それは置いときます。
言いたいのは、10分の1「30万の収入なら3万円」を貯金しましょうってことです。
「でもどうやって貯金しよう」そう悩む方も多いと思います。
一番簡単なのは、給料の支払い元の会社や支払い先の銀行の制度にある先取り貯蓄ですね。
この3万円、最初から無いものとして考えようってことです。
我が家は銀行で実践しました。
2.欲望に優先順位をつけること
アルカドが言うには、「人間の欲望には際限がなく、お金をどれだけ使っても満たされない。だから、欲望に優先順位をつけて低い欲望は切り捨てよう」とのことです。
欲望と言っても「食事」「飲み会」「家」「仕事」「衣類」「美容」等と人それぞれ。
ちなみに我が家の優先順位の上位は「家」「旅行」で、下位は「指輪やネックレスなどの装飾品」ですね。
優先順位を考えるだけで、各家庭が使うべきお金の方向性が見つけられますよ。
例えば、 「今年はディズニーランドに旅行に行きたいから、飲み会は遠慮しとこう」 「子供の洋服を買いたいから、スタバはやめとこうかな」とかですね。
3.貯めた金を働かせよ
つまり最近流行りの「投資」です。
貯めたお金を賢明な投資先である「株」や「債券」「不動産」で運用すれば、銀行に預けるよりもお金が増える可能性が上がるよ。ってことです。
「具体的に何に投資しよう」「賢明な投資先ってどこだろう」・・・答えは上記の例以外にもありますが
我が家が出した答えは「インデックス投資(投資信託)」です。
投資信託とは、有名企業(アマゾン)(グーグル)(アップル)等をひとまとめにしたセット商品です。
投資信託とは、簡単に
セット商品を提供する会社が、初心者である私達の代わりに「セット商品」の中身を考え利益が出るように運用してくれる
といったものです。
4.危険や天敵から金を守ろう
お金は、増えることもあれば、もちろん減ったり、無くなる危険もあります。
その危険をどうすれば防げる若しくは減らせるか
まず、「元金を守ること」
ある程度お金が貯まれば、儲け話に乗りたくなります。
「今このロレックスを買えば、将来売るときに高く売れるかも」
「この株はまだ未公開ですがお客様に教えますね」
などです。(最後は詐欺の手法ですが)
儲けようと、あり金全部を差し出すべきではありませんよね。
守る例として
ある人が儲け話を持ってきたとします、
あなたはこの儲け話について乗るか降りるか考えると思います
しかし、考えるのではく実践してほしいのは、別の人にその話を相談し意見を聞くことです。
特にその儲け話の内容に精通した人がいいでしょう。
「そんな人周りにいない」と言う方が大半だと思います。(私にもいませんし)
ではどうする、それは精通した方々が書いた「本」を読むことです。
「本」を読めば途中で「詐欺かも」や「この方法で儲けられる訳ない」と冷静になり、あなたの資産を守れるかもしれません。
5.より良きところに住むべし
良い家と言っても、ただ安くて広い家だけじゃありません。
「職場までの距離」「庭で遊ぶ子供」「家でくつろげる空間」等と住居でえられる幸せは、生活と大いに密接しています。
また、その家で得られる幸せはこれからの「貯金」に対するモチベーションアップに繋がるのです。
6.将来への不安に備えろ
病気や事故の影響で満足に働けなくなった時のために、「生活防衛費」を今から備えましょう。
「生活防衛費」の額は各家庭によって異なりますが、だいたい「最低生活費の半年〜1年間分」は備えようと言われています。
参考までに我が家の最低生活費(家賃、食費、日用品等を含み外食や旅行費等は除く)大体18万くらいです。
これを多いか少ないか判断するためにも、一度毎年、毎月の支出を把握してみてはどうでしょう。
7.自分こそ最大の資本
最後は、「何をするにも行動したものだけが幸せを掴み取れる」
とのことです。
それだけかと思いますが、確かに考えるだけでは、お金は増えませんし、健康にもなりません。
「行動あるのみ」これに尽きるということですね。
最後に
「バビロン大富豪の教え」は、誰もが勉強になる本だと思っています。
我が家も子供が大きくなったら読ませるつもりでいます。
小説だけでなく漫画もありますので、ぜひ読んでみてください。